3-04 販売:受注条件をあらかじめ決めておく
通常の状態を明確にするためには
通常の状態を明確にするためには
異常点を発見するためには、通常の状態を明確にしておくべき
と、先のブログで書きましたが、
では、通常の状態を明確にするにはどうしたらいいか?
その答えは、『受注条件を先に決めておき、共有しておくこと』です。
あらかじめの決められた取引条件の幅の中で取引が行われるので、
その範囲内で行われる受注が通常であると明確になるのです。
具体的には、
商品単価や、値引き幅をマスター登録しておいたり、
回収条件は月末締め翌月末回収と決めておいたりすることです。
受注条件を決めておき共有しておく方法としては、下記の方法があります。
①文書にて明確共有にしておく方法と
②文書では明確になっていないが慣習として社内共有されている方法
③①と②の組み合わせでなされている方法
どの方法にもメリットとデメリットがあり、
会社規模や扱い商品等により、どの方法が最適なのかは変わります。
ただ、どの方法を採用したとしても、
会社取り巻く環境は常に変わりますので、適時、見直し及び共有のし直しをする必要があるという意識を持つことが大事です。