6-02 急いでも慌てない
『急いでも慌てない』
納期が決まって迫ってきたり、そもそも緊急で入ってきた仕事。
上司や関係者への事前確認を端折って、成果物を提出してしまう。
ただでさえ、忙しくて時間もないのに、いろいろなこと言われたくないですよね。
やりがちです。でもこれは損です。
上司や関係者との信頼関係を損ないます。次の仕事がやりにくくなります。
では、どうするのか?
私は、段取りを端折ることはあきらめで、覚悟を決めて早回しにします。
「成果物の提出だけが仕事ではなく、成果物の提出までのプロセスも含めて仕事である。」と気づけば、成果物だけの出来が良くても、関係者全員は満足しないことがわかります。
特に、人が絡んでいるような調整業務については、多少乱暴な期日であっても実施してしまいます。
何なら、提出時間の10分前であっても、チェック原稿を回します。
それだけでも、関係者はないがしろにされてはいないと思ってくれるのですから。
『急いでも慌てない』
最終成果だけでなく、大事な段取り端折って、関係者の信頼関係損ねないようにすることも放っておけないぐらい大事です。