5-11 ファシリテーション: 筆算と暗算
たまに、暗算がすごい人がいますよね。計算が早くて正確。
あなたはいかがですか? 暗算は得意ですか?
私?
暗算苦手ですよ。
暗算が得意な人。パッと解答を出す人はすごいとは思いますが、自分には無理ですね。
なので、筆算を使います。
数学の問題を解くには筆算しますよね。
紙に数式を書いて解ける大きさにしてから、順序良く解いていく。
複雑な問題は紙に書いて計算したほうが間違えにくいですよね。
でも、ビジネスの現場では、複雑な問題でも、紙に書かずに口頭で話を進めてしまう事がしばしば。
ざっくり決まるという利点はありますが、大事な検討事項をとばしたり、暗算な得意な人に引っ張られすぎるという欠点もあります。
一人で考えるときも、複数で会議するときも、
紙やホワイトボードに書きながら考えると、抜け落ちすることも減らせるうえ、間違えにくくなります。また、間違えても、こんなに考えたからと納得しやすくなります。
(ちなみに集団の検討過程を描いてわかりやすく見せることを『ファシリテーショングラフィック』とも言います。)
数式を解く以外にも、筆算は使えます。
ああ、これは暗算では難しかしいかもと感じられたら、ちょっと書いていみるというのも、おすすめです。
私は、いつでも、ちょい書きできるよう、手元にA4コピー用紙やノートを持つようにしています(今は、A5ダブルリングの方眼紙ノート、ダブルリングのところにフリクションペンを挿してます)。